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help リーダーに追加 RSS 車椅子設計での留意点

<<   作成日時 : 2008/03/14 22:38   >>

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昨年、設計改良を依頼された方の現場です。
この方の条件として
「将来車椅子生活になった時、室内移動がしやすいように」
という点がありました。そこで…。


「室内移動」を考慮するとき、非常に大切な点の一つに建具があります。

それは、車椅子で移動する立場(介助無し・自走)で考えれば、


「部屋の壁のどこに建具(引戸等)をセットするか」と
「車椅子に乗ったままで、無理なく建具に手が届く為の余裕スペースが
 あるかどうか」が使い勝手に影響します。


「通路幅の確保」や「建具幅」などは一般的に配慮してくれますが、
建主側も専門側もこの配慮に気づかないせいで、
非常に使いにくい間取りになってしまう事が見受けられます。


一見見ただけでは分かりませんが、
車椅子に乗ったまま引き戸の引き手に近づいた時、
体をのけぞって引き戸を開けなくてもいいようにするのが
親切で生活者を想った設計になります。


また、介助が付く車椅子生活か、自力車椅子生活かによっても
微妙に配慮の仕方は違ってきます。


その他の細かい考慮(動線・高さ・部屋毎等)点は多々ありますが、
きちんと提案してくれるパートナーを見つけましょう!
こういう配慮は、建築だけ勉強していても分からない要素です。
どんな大工さんでも建築家でも提案してくれる事とは限りません。


この方は、現在車椅子生活ではありませんが、
後々可能なようにしたいとの事です。
そうなった時に対処したほうが良い工夫のほうが多いですが、
建具を改造するには大掛かりな工事と費用が発生します。


そこで、間取りの組み方と建具等は大掛かりにならなくて
良いように(改善無しでも良いように)配慮させてもらいました。


私はもともと現場あがりの人間です。どのような改良が
大掛かりになったり、後々改善しにくいものなのか分かるので、
入居後や工事的要素も考慮した上で、
身体状況と住む人の意向に合わせた車椅子設計を心がけました。


人の動きや使い勝手に関する事は、家づくりの盲点になっています。
ご注意ください。


こちらもどうぞ〜アナザーサイト

http://blog.goo.ne.jp/livingpartner/


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